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KEEPING SCORE:ベルリオーズの幻想交響曲

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KEEPING SCORE:ベルリオーズの幻想交響曲

KEEPING SCORE ベルリオーズ編の見どころは、映像の力。トピックスだけを見ると、ベルリオーズに関する本のどれにも載っているようなものばかりですが、その場所、その時代に関する映像を見ることで、今まで文字情報として持っていた知識を、鮮やかに体験することができます。

トピックスの一覧

導入

パリ
パンテオン フーコーの振り子
ドラクロア、ユゴー、同時代の紹介
ロマン主義、理性に基づいたデカルトとの対比

プログラムの紹介

ラ・コート=サン=タンドレ
街や暮らしの様子、両親、生家
父親の影響
音楽的な影響、教会、音楽教育
何度も読んだ物語の本
少年時代の恋、恋に破れた少年の音楽
16歳のときの独白

《おまけ情報》 登場する繊細な感じのイメージに合うボーイ・ソプラノの少年を現地(ラ・コート=サン=タンドレ)で見つけられたことが、制作チームにとって非常に思い出深いそう。ていうか、MTTに絶対見つけて来いと言われ、必死に探したんだと思うけど。あの調子じゃ、MTTも一緒に探していたかもしれないが。

第一楽章 夢、情熱

冒頭の音楽の紹介
医学の勉強から音楽の道へ
ベートーヴェンの影響
シェークスピアの影響→ハリエット・スミッソンとの出会い
イデー・フィクス
それ以外の音楽が何を表現しているか(セカンド・ヴァイオリン)
曲の終わり方
初演の様子 パリ音楽院のホール

第二楽章 舞踏会

新しい楽器の登場ハープ
イデー・フィクス
ベルリオーズが成功するためにローマ大賞のコンクールの勉強をした話
勉強したフランス学士院のライブラリー
ローマへ2年間の勉強へ

《つっこみ》 ローマ大賞の話は、ドキュメンタリーを見ていると、幻想交響曲の初演の後に勉強を始めたように受け取れるし、幻想交響曲の初演と第二初演はどれくらい違ったのかにも疑問がわく。史実は、ローマ大賞に向けた勉強(4年間)→グランプリ→幻想交響曲の初演→ローマへ、の順なのだが、MTTがいちいち述べている年号は正確なので、ドキュメンタリーの展開上ここで話を挿入したものと思われる。

第三楽章 野の風景

山でアルペン・ホルン
冒頭の木管の掛け合い
作曲するのに最も時間がかかった理由
弦のトレモロが表現するもの
イタリアの田園風景
ティンパニの雷鳴
パリへ戻り第二初演へ
ハリエットも劇場へ

《おまけ補足》 アルペン・ホルンのシーンも見どころの一つ。衣装まで凝っているので、しゃべり始めるまで誰かわからないのだ。

第四楽章 断頭台への行進

プログラムの紹介
物語の進行と音楽

第五楽章 サバトの夜の夢

プログラムの紹介
冒頭の音楽

テューバ、当初のオフィクレイドとの比較
怒りの日
フーガ(ローマ大賞の話とつながる)
コル・レーニョ
クライマックス

ハリエット視点にシフト

二人の後日談
結婚生活と二人の関係の破綻
彼女がベルリオーズの芸術に果たした役割
幻想交響曲の位置づけ

 

注:レリオの話は含まれていません。

 

【他のエピソードも見る】
KEEPING SCORE:ベルリオーズの幻想交響曲
KEEPING SCORE:アイヴズのHolidays Symphony
KEEPING SCORE:ショスタコーヴィチの交響曲第5番

【コンサート映像の感想は】
ブルーレイが出荷遅延だと言うのでDVDも買ってみた

Tag: 録音 教育プログラム

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