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マイケル・ティルソン・トーマス年表

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マイケル・ティルソン・トーマス年表

自己啓発本10冊くらいは楽勝で書ける、「思いは実現する」ここ20年のティルソン・トーマスの歩みを振り返ってみたいと思います。

  • 1987年ニュー・ワールド交響楽団創設。

夢に過ぎなかったオーケストラ・アカデミー構想が実現。

ゼロからの立ち上げであったが、やってみたら何と教える才能があった!ということで、結果として、既に600名以上の社会に貢献する理念を持った卒業生を世界中のオーケストラへ輩出。教育者としての地位を築いたことで一気に運が好転。

  • 1995年サンフランシスコ交響楽団の音楽監督に就任。

1988年から7年間ロンドン交響楽団の首席指揮者(その後も首席客演指揮者として継続的に登場中)を勤めたが、アメリカに戻る。ニュー・ワールド交響楽団の活動で鍛えたオーケストラ・ビルダーぶりを遺憾なく発揮。

  • サンフランシスコでは、カリフォルニア出身の音楽監督“MTT”歓迎光臨。サンフランシスコ交響楽団のMTTの部屋には、今でも音楽監督に就任したときに街に飾られた、不死鳥(サンフランシスコのシンボルらしい)をデザインしたフラッグが飾ってあります。
  • 就任早々より、アメリカン・コンテンポラリーミュージックをプログラムに取り入れ、演奏と曲についてのトークで観客にアメリカ音楽の魅力を伝えることに成功。
  • その後もテーマ性のあるプログラム、フェスティバルなど、プロデュース力をフルに発揮。MTT支持を磐石のものとする。
  • 2000年今までのアメリカン路線の集大成といえるフェスティバルを開催。

1ヶ月アメリカンばかりをやり続けるという快挙(暴挙?)。パフォーマーとのコラボレーションなど、聴かせ方に工夫したコンサートは、全米に放送され、成功を収める。

この他、地元のジャズクラブの歌手を呼んで共演したり、ヘビメタ・バンドとオーケストラのコラボなど、常に話題を提供するとともに新しい企画を実現。

  • 2001年マーラーのレコーディングプロジェクトがスタート。

レコード会社ではリスクがありすぎて無理なプロダクションを、自分たちで資金を集め自主レーベルで実現。尋常ならざる練り上げと、リハーサルを徹底した高精度アンサンブル、圧倒的ハイクオリティの録音で、リスナーをあ然とさせる。これを機にオーケストラの評判が広がる。4つのグラミーを獲得。

  • 1996年よりアメリカン路線のツアーを実施。

アメリカ国内はもとより、ヨーロッパでも保守的な街だろうが年配客ばかりだろうが、お構いなくアメリカンを貫き通し、サプライズとともに賞賛を受ける。

  • 2005年祖父母がニューヨークに創設した、イディッシュ・シアターの活動を現代に紹介するプロジェクトを実現させ、成功を収める。7年がかりで当時の資料や楽譜から再構成した力作。
  • 2006年あらゆる年代、あらゆるバックグラウンドの人にクラシック音楽への扉を開くというKEEPING SCOREプロジェクトが本格スタート。

テレビ・ラジオでの完膚なきまでに淀みないトークでMTTワールドを披露。スコアを見ながら音楽を聴けるウェブサイトは、驚きの力作。教育プログラムにおいても音楽の力はもっと大きいということで、主要教科の授業の手段として音楽を用いるというカリキュラムを開始。自ら小学校の先生たちへの研修も行なう。

Tag: MTT

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